「はなしろ」のこだわり

地元の生産者から“買わせていただく”

未だ「地産地消」という言葉がなかった先代より、当社は「地元の生産者から買わせていただく」ことを志としてきました。その後、インターネットが発達し、実際に会わなくても商売ができる時代になりましたが、「はなしろ」では、畜産農家と、食肉卸業者でしっかり対話し、肉のことを熟知した上で消費者へとお届けするという関係を経営理念として今後も続けていきたいと考えています。

牛も豚も、1頭買いにこだわる

牛も豚も、基本は1頭買いをし、自社工場で処理したものをお客さまへ直接お届けすることにこだわっています。牛肉は、肉の状態に個体差があるため、市場へ足を運び、自らの目で確かめます。お客様により良い肉をご提供できるよう、じっくりと吟味したうえで仕入れを行っています。豚肉についても、畜産農家との連携を密にし、よりよい肉を作る協力体制をとっています。

お店へお届けした後の商品管理にも配慮

出荷後からお客様に食べていただくまで、どうすれば鮮度を保つことができるか。それには、作業過程の見直しだけでなく、販売現場での商品管理を含めた取り組みが必要となります。私たちは、畜産現場、販売現場の関係者との信頼関係を構築し、一丸となってより良い品質のものを世の中に提供していくため努力を重ねています。そして、常に「質（鮮度・味）の追求」を念頭に、畜産農家とお客さまへの橋渡しの役割を担っています。

静岡するが牛

静岡市の安倍川・藁科川流域の緑豊かな山里で、研究会独自の厳選された飼料と肥育管理方式により、良質の子牛から愛情をこめて丹念に肥育し、安全で美味しい牛肉に仕上げています。静岡県畜産共進会 第1部（交雑種）最優秀賞受賞（平成21年・23年）。
（JA静岡市するが牛肥育研究会）

箱根西麓牛

箱根西麓（せいろく）の自然に囲まれた土地で、富士山の雪解け水の湧水を飲み水に、丹精込めて育てあげています。出荷3か月前から与えられる穀類（もち米、米ぬか）により、赤肉は柔らかく、脂身は旨味成分を多く含み、美容と健康にも優れた高級感のある食べやすい牛肉です。「三島ブランド」認定。（三島函南農協肉牛部会）

掛川牛

日照時間が長く牛にとって恵まれた自然環境がある静岡県掛川市で肥育された黒毛和種、および交雑種。良質な牧草、稲わら、こだわりの穀物飼料を使用し、生産者から愛情を込めて育てられています。「掛川牛 黒毛和種」と、「掛川牛 交雑種」のダブルブランドで展開。農林水産大臣賞受賞。 （JA掛川市農協肉牛部会[JA掛川市農業協同組合 営農課]）

「掛川牛 黒毛和種」

黒毛和種は、牛肉のあらゆる品種のうち、もっとも肉質にすぐれ、赤身と脂のバランスが抜群。美しい霜降りと、甘みさえ感じる脂の旨味を有する品種です。その中でも、「掛川牛 黒毛和種」は、極上の旨味を追求した一品です。

「掛川牛 交雑種」

交雑種は、黒毛和種と、乳用種を交配させたもの。黒毛和種特有の肉質の良さと、乳用種の成長の良さを兼ね備えた品種です。黒毛和種と同等の育て方を行い、充実した赤肉とほど良いサシを併せ持つ芳香な味わいが特徴です。